トクホー本紙掲載の「亀川俳句会」の講師でもおなじみの俳人・鳥井保和さん(海南市岡田)が2冊目の句集「吃水」(きっすい)を鳥井さんの誕生日の2月22日に発刊した(B6版・255頁)。平成13年~19年まで、7年間の作品441点を集録している。
鳥井さんの作品には、読者に色、温度、匂い、光と影、音、景色…を感じさす臨場感がある。 平成14年に「朝日俳句新人賞・準賞」など数々の賞を受賞。平成20年に自身が主宰する俳誌「星雲」を創刊した。俳人協会会員で現在、日本詩歌句協会理事、海南文化協会俳句部々長や朝日新聞・和歌山俳壇の選者や俳句教室の講師などを務め活躍している。 タイトルの「吃水」は、朝日俳句新人賞・準賞の受賞作品「吃水に昆布躍らせ船戻る」からつけた。
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